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世界設定

物語の舞台イヴァリース (Ivalice)

イヴァリースは複数の大陸や国家からなる広大な世界。高度な文明と豊かな自然が共存する世界であり、中世と近代が混在している感じである。国家間の紛争や異種族間の衝突から常に争い続けている。古代ヨーロッパ、アラビア文化をはじめとする諸国の文化が入り混じった地中海をモチーフとしている。街には数多の亜人種が混生し、言語も多数あり、偏見や様々な価値観がある。この世界には未知の地域や危険な場所もまだまだ多く、移動手段として飛空艇は欠かせないものとなっており、空には多くの飛空艇が飛び交い、街は多くの商船や貨客船で賑わっている。機械的な進歩だけではないイヴァリースの文明。荘厳で美しくもある。剣と魔法、そして近代機械工学が融合した独特な世界観と言えるだろう。
本作はこの広大なイヴァリースの世界全てを扱うのではなく、一地域の物語。広大なイヴァリース史の一片である。今回の舞台はダルマスカ王国の存在する"とある半島"を中心としたエリアでバレンディア大陸、オーダリア大陸、ケルオン大陸の3大陸を舞台とする。

FFTやFFTAとの関係
├ FFTの過去

└ FFTAとはパラレル

『FF12』の舞台となる世界・イヴァリースの世界はスクウェア社の松野氏がスクウェアに入社した1995年頃考えたひとつの大きな世界観である。松野氏は、この世界の一部を切り出してゲームにする手法をとっていると、制作発表会で語っている。その言葉通り、『FFT』で「獅子戦争」の舞台となり、ゲームボーイアドバンスで発売された『FFTA』の現実の世界で主人公達が読んでいた本に書かれていた「異世界」も、このイヴァリースだった。各タイトルでその詳細は異なるが、ヴィエラ族、バンガ族といった異民族が混在した、独特の世界であることは本作でも引き継がれている。
では、『FFT』や『FFTA』と本作はどの程度関係しているのであろうか?本作と2作品は、同じスクウェアエニックスの第4開発事業部が制作を手がけており、しかもともに「イヴァリース」という名の世界を舞台にしている。『FF12』と2作品のイヴァリースはそれぞれ別の存在ではあるが、登場する種族や世界観など、共通する部分も多い。また、『FFT』中で語られるの聖アジョラの時代が『FF12』の時代を指したものという風聞や、『FFTA』に登場するイヴァリースは『FF12』をプレイした子供たちが現実逃避して作り出した架空の世界という設定もある。一部同じ名前の地名も登場する。しかしながら、『基本的には別世界の物語』であることから、過去の『FFT』や『FFTA』とは直接的な繋がりはないようだ。
すなわち、『世界』ではなく『世界観の共有』である。というのが開発者の見解であり、結論でもあるようだ。イヴァリースの実体とはひとつの世界ではない。それは漠然としたひとつの世界観というのが本音といったところなのだろう。しかし、そのような中でも、蓋然的な時間軸は存在するようだ。
松野氏いわく「『FF12』は『FFT』よりもずっと過去のイヴァリースの話になります。『FFT』で亜人種が出てこなかったのは制作上の理由で、残念ながらボツになってしまった。しかしイヴァリースありきではなく、FF12でイヴァリースを楽しんでもらい、さらに追い求めようとすると、もっと奥があるという考え。」 とのこと。『FFT』ででやり残したという「種族の階級」といったものも取り入れられる。ヒュムはもちろん、各種の亜人種やモーグリなどにも階級が。

FF12は聖アジョラの時代?

このように予測したことには実はそれなりの裏づけがある。それは『FFT』のイベントに次のようなくだりがあるためだ。
騎士アグリアス:
聖アジョラがまだこの世にいた時代、
空には無数の飛空艇が浮かび、
街には 機械仕掛けの人間がいたという。
しかし、時代の流れと共に
そうした技術は失われ、
今では本当にそんな技術が
あったのかどうかすら不明だ。


〜 『FFT』のシナリオ:城塞都市ザランダより 〜

このことから、『FF12』は聖アジョラの時代と考えられないことも無い。しかしながら、今のところ『機械仕掛けの人間』なるものは『FF12』では紹介されていないことが問題となる。今後の情報の公開が待たれる。

高度文明を支えるエネルギー

イヴァリースでは、飛空艇の原動力など、高出力なエネルギーの活用が進められている。この高度な文明を支えるクリスタル力。そしてさらなる大きな力を持つという(聖石?、魔石?、破魔石?)は物語にも大きく関わってくる。

帝国の赤い旗はエネルギーの象徴?

高度文明と自然が共存

見上げるほどの巨大な建築物が無数になら並ぶ。これは、高度な文明の象徴であると同時に、人々の間に身分の違いが存在することも表している。
一方で、緑豊かなイヴァリースではほとんどの場所で、生い茂る樹木を見かけることができるのだ。図の様に、高層建築のすぐ脇に熱帯樹木が生い茂ることも日常的な光景である。
高度な文明と、自然。これらのみごとな調和こそがイヴァリースの大きな特徴といえる。

様々な亜人種たち

『FF12』の世界には、人間の姿に近いヴァン、アーシェといったヒュム族以外にも、多彩な種族が存在している。現在判明しているものとしては、最も数が多いヒュム族。フランに代表される、ウサギのような独特の耳と細身の体を持ち、第六感に優れた種族であるヴィエラ族。トカゲのような外見と垂れ下がった耳をもつバンガ族などである。種族は設定上、全部で12〜13種族は登場する。(この12〜13は聖石と守護者の数と一致している)
最も数の多い種族はヒュムであるが、ヒュムの言葉がすべての種族に通じるわけではない。社会に馴染んでいる種族の多くは同等の文化や知能レベルを持つ。しかし発達した文明のおかげで人々の生活は豊かになったものの、やはり異種族間での考え方の違いまでは変えることはできない。表面上は交流のある種族同士にも、争いの種は常にくすぶっている。ヒュムより高等な知能や技術を持つ種族も存在するがほとんどは一般社会に出ることなく独自の文化や社会を形成している。また知能の低い種族は奴隷代わりとして肉体労働に従事させられることが多い。
又、種族内には階級もある。たくさんの種族が独自の国家を築いており、自分達の住む土地を生かした文化をもっている。複数の種族を擁する国家や単一種族で構成される国家などが存在する。国家間の争いとは別に種族間勢力の強弱関係や職業別差別などの問題も存在している。
『FF12』において、亜人種の立場はヒュムのそれと対等であったり低い階層として区別されたりとなかなかシビアな設定もある。もちろん敵となる種族もいるので、場合によっては亜人種との戦いも起こりうる。
様々な種族が入り乱れるダルマスカ王国また、例えば『ダルマスカ人』という呼称は、彼ら亜人種も含む『ダルマスカ国に所属する民』という意味の呼び名。ヒュム族と同じように、かれら亜人も国民である。このように、様々な種族が共存するダルマスカのような国もあれば、人は人、亜人種は亜人種と区別する考え方や文化の違う国も存在する。そのため亜人種が表に出てくる国とあまり出てこない国があり、さらにはヒュム以外が統治する国もある。
公開された画面写真から、ダルマスカ王国のダウンタウンではヒュムと同じようにバンガ族が街中に溢れている様子が伺える。

ヒュム (Hume)

いわゆる人間に相当する種族。全種族の40パーセントを占め、最も数の多い種族。イヴァリースで最も活動範囲が広く、勢力圏を拡大している。イヴァリースの中で知的レベル・身体的特徴・文化形態の標準とされる種族。他の種族に比べて個体としての身体能力はやや低いが、その社会形成力により、繁殖力は高い。
他種族に比べて身体的個体差が大きく文化の違いによる服装の種類も多いため個性が出やすい傾向にある。種族としての性格的な傾向も他種族に比べ少ない。定住する者や旅をする者など様々。他の種族と比べずば抜けた特技はあまりないが、戦闘も魔法も万能的にこなす能力を持つ。
他の種族に比べ政治や文化活動に積極的に参加しているのが特徴であり、政治・文化の表舞台で活躍してきた者が多い。
ダルマスカ周辺では、その気候上、男性は上半身を露出していることが多く、肌は浅黒い。女性も上半身は薄着が多く膝下ぐらいまでの太目のズボンをはき、腰巻や短いエプロンのようなものをつけるスタイルが流行。女性でも浅黒い肌の人が多い。

ヴィエラ (Viera)

森の民と呼ばれ種族意識が強く、白い肌のヴィナ・ヴィエラと褐色の肌のラヴァ・ヴィエラが存在。古来、森の奥でコミューンを作って生活し、人間の生活圏に姿を現すことはなかったが約四半世紀前の戦乱で住処としていた森を追われ、適応能力の高いラヴァ・ヴィエラと二種の混血種は人間の生活圏に移り住む。ヴィナ・ヴィエラは生活様式や習慣・信仰を捨てることを嫌う特性を持つため、人間社会に出ず、わずかに残された森に移り住んだ。少数ながらヴィナ・ヴィエラの中にも嫌々ながら森を出て人間社会に暮らすものもおり、ヴィナ間で新旧文化の違いが見られる。一般社会に完全に溶け込んだヴィエラ族は職業・身分の幅はヒュムと同様。そのセクシーな外観には似合わず、有能な戦士としての未知を歩むものも多い。
ヒュムの3倍の寿命を持ち、細身で長身・長い手足、長い耳、銀色の長髪が特徴。民族的な風習から靴はヒールの形状となっているが、足の構造上この形状が普通であり不便はない。髪は茶色など個体差があり、耳の色も同様。両手・両足の指には長い爪を持つため靴の形も特徴的。優れた視覚と聴覚を持ち、10キロ先の獲物の姿を捉え、足音を聞き分ける能力を持つ。
気の流れを鋭敏に感じ取ることができ、神秘的な存在を敏感に察知する能力は種族固有の特徴。フランがミストを感じるのもこの能力によるもの。
男性も存在するものの非常に数が少なくめったに姿を見せず希少。
ラヴァ・ヴィエラ (Rava Viera)
褐色の肌のヴィエラ。
ヴィナ・ヴィエラ (Veena Viera)
白い肌のヴィエラ。

バンガ (Bangaa)

爬虫類から進化した種族で、全身を硬い鱗で被われ、垂れ下がった長い耳が特徴。
寿命はヒュムの1.5〜2倍。繁殖力は高くない。独自の文化や法習慣を持っているが、知能レベル・生活習慣はヒュムとほとんど変わらないため人間社会に最も深く溶け込んでいる。しかし、必ずしも対等に扱われておらず、不遇な立場にいるものが多い。
個体としての能力は、嗅覚・聴覚に優れ、運動能力も極めて高い万能の種族で戦士として活躍する者も少なくない。
肌の色、遺伝的特徴により種族の特徴は更に細分化され、ルグア・バンガ、ファース・バンガ、ビスタ・バンガ、サンガ・バンガの4種類に分類されるが実際は他に多くの混血種が存在する。ただしミゲロのような純白の肌をしている者は稀。
バンガ族特有の声帯と声域により人間世界の魔法の詠唱は不得意で下位魔法しか詠唱できないが独自の発展を遂げたバンガ族特有の高位魔法を行使する者が存在する。
最近では、髭のような髪をそり落としたスキンヘッドなバンガたちが、無法者となって人々を襲うことも多い。近い種にリザードマンがいるが、彼らの知性は低く、野蛮な敵対種としてバンガ族から嫌われている。
「トカゲ野郎」とはバンガ族を馬鹿にするための言葉である。
サンガ・バンガ (Bangaa-Sanga)
一般的なバンガ。灰鉄色の肌を持つ。ルグア・バンガとファース・バンガの中間的存在でヒュムと同じく一般的生活を営む者が多い。
ビスタ・バンガ (Bangaa-Bista)
一般的なバンガ。赤褐色の肌を持つ。ルグア・バンガとファース・バンガの中間的存在でヒュムと同じく一般的生活を営む者が多い。
ファース・バンガ (Bangaa-Faas)
戦士系バンガ。青銅色の肌を持ち、耳が短いという他のバンガとの違いがある。ファース・バンガはバンガ族の言葉で戦士を意味し、正義感が強く、ルグアが定める法習慣・秩序を重んじる。戦士が多い傾向があり、類稀な運動能力を発揮する機会が多い。
ルグア・バンガ (Bangaa-Ruga)
知能系バンガ。黄褐色の肌を持つ。基本的に温厚な性格で古来よりバンガ族の指導層や僧侶などが多い傾向にある。

シーク (Seeq)

豚から進化した種族で身長はヒュムと大差ないが慢性的に肥満体。
鈍重そうに見えて身体能力は高く、意外に素早い攻撃と重心バランスを盾にした堅い防御と攻守に優れる。知能はあまり高くなく、人語ではない言語で話すものの戦士としての能力に優れる為、一般社会では傭兵やガーディアン・狩りなどで生計を立てている。性格はきわめて野蛮でモラルは無いに等しく、盗賊に身をやつす者も多くフィールドで敵として登場することも。
金や宝石などの光モノを好む性質を持ち、怪しげな商売で荒稼ぎしている輩も存在。醜い身体に宝石などでゴテゴテと身を飾り立てるのを好む。

モーグリ (Moogle)

猫のような姿の種族。これまでのシリーズのモーグリとは印象が違う。チョコボと並ぶFFシリーズのアイドル、それがモーグリ。『FF2』以降のシリーズで常に登場し続けるマスコットキャラクターだ。公開された写真をみても、耳の先から足まで入れても80〜120cmと小柄。長い耳、愛らしい細目の瞳、全身ふわふわの白やピンク色の柔らかい毛で覆われ、頭頂部に赤いポンポン、背中には飛行を可能とするコウモリのような小さな羽は本作でも健在。しかし、いままでのFFシリーズとは違い、どうやら『FFTA』のモーグリを意識した外見となっているようだ。
知能も生活習慣もヒュムと同等で社会に溶け込む。語尾にクポがつくという特徴がある。オシャレとして帽子を好む者が多く、ちゃんとボンボンが通る仕掛けがあるそうだ。知的水準は高く身分の高いモーグリも多い。その外見とは裏腹に意外とクール、したたかでしっかりしており、階級が存在するなど一族の間にシビアな掟もある。
手先の器用なモーグリ手先が器用で、多くのモーグリ族は「機工学」に秀でており、優秀なエンジニアとして社会に貢献している。そこには他の種族やモンスターに対抗する手段として機械の力を使い、機工学を発展させたという彼らの歴史がある。飛空艇を最初に作ったのもモーグリ族とされ、機工学を学び究極の技術を身につけたエンジニアを機工師「エトーリアEtoria」と呼び、その大半はモーグリ族が占める。
本作に登場するモーグリには、いくつかの種類や性別などが存在する。もちろん機工士だけではなく、その高い知能を活かし魔道士となるものもいれば、肉体的ハンディはあるもののその素早さと浮遊力という身体能力を活かし騎士の称号を持つ者さえもいる。
パレードでのモーグリ写真は(ダルマスカ滅亡前に)王都ラバナスタで行われたパレードの一部。統率の取れた隊列で街中を移動する大規模なパレード。鼓笛隊として参加するモーグリをはじめとしたさまざまな亜人種たちが、みな荘厳かつ華麗な衣装を着込んでいる。白くてふわふわ、キュートで、とても愛らしい姿のモーグリ達。後方のトランペット担当と指揮と思われる人物の種族は謎だが、パレードの華やかさとモーグリの表情から、楽しそうな音楽が聞こえてきそうだ。そして空には花吹雪のようなものがたくさんまっており、見物客の歓迎振りもうかがえる。アーシェとラスラの王族の高貴な人の結婚を祝う特別な式典だ。
モーグリ店主のチョコボ屋街中でチョコボ屋の店主らしいモーグリを発見!。街中にあるチョコボ屋の主人は、なんとピンク色のモーグリ。かわいい顔して意外と商売上手らしい。またモーグリは、その愛らしい姿とは裏腹に、内面的な気性は意外とクールで、一族の間にはなにやらシビアな掟もあるらしい。これまでとは少し違ったモーグリの姿が見られるかもしれない。さらに、パレードに参加している白いモーグリたちとは、微妙に色や姿が異なっていることにも注目。
人間社会と馴染み深いが「モーグリ達が多く暮らす都」があり、その都は最近ではヒュム族やバンガ族の出入りもあるという。
一見普通の都市であるが重要な中心部はモーグリ族に合わせ小さくできていおり、都市のあちこちに彼らモーグリ族でさえ用途不明の得体の知れない機械が存在する。今回はどんな活躍を見せてくれるのだろうか。一緒に戦う仲間となることもあるのであろうか!? なお、モーグリは『FF12発表会』後急遽変更し、現在のデザインとなった。『FFTA』風のモーグリのぽんぽん制作に苦労したとのこと。

ン・モウ (Nmmou)

大きく垂れ下がった耳が特徴的な、犬のような姿をした種族。性格は総じて温和で、武器を持って戦うようなことは好まない。しかし、魔法の扱いに長け、術者としては強力な力を持つ。FFTAからのマッケンローのゲスト出演などが確認されている。
FFTAのン・モウ族
犬のような顔つきと、ダラリと下がった大きな耳が特徴。温和な性格であるため、直接武器を持って戦うことは苦手だが、その代わり魔法の扱いは非常に長けている。気の流れを感じる神秘の力をもつと言われる。

リザードマン (Lizard Man)

バンガ族に近い種。知性は低く、野蛮であるためバンガ族から敵対種として嫌われている。

天駆ける飛空艇 (Airship)
└ イヴァリースの空を飛び交う、最も重要で、最も一般的な交通機関

主人公が憧れているという空賊という存在。その空賊に欠かせない「飛空艇」の存在は、本作において自由を象徴する重要なファクターであり、ストーリーのテーマでもあるようだ。
イヴァリースは複数の大陸や国家からなる、ともかく広大な世界。文明は発達しているものの、未知の地域や危険な場所もまだまだ多く、移動手段として飛空艇は、近距離移動に適した「チョコボ」や「小型飛空バイク」、そして「列車」など他の移動手段と並び、人々の文化には欠かせない存在となっている。地域間の交流も盛んなようで、イヴァリースの空はいつも多くの商戦や貨物船で賑わっている。
帝国の巨大飛空艇『FF12』では、実に数多くの飛空艇が登場する。民間機や軍用機など用途は様々。軍用機では駆逐艦・巡洋艦などの役割が決まっている。例えば大型の空母のようなものもある。その一例が飛空艇同士の空中戦が描かれている、イメージイラスト。このイラストの飛空艇は全長300メートル。しかも、これは中規模クラスのもので、多数の艦載機を内包する帝国の巨大飛空艇や、なかにはもっと巨大な"空母″級の飛空艇も存在する。帆船のような飛空艇ダルマスカの飛空艇やアルケイディアの飛空艇、バルフレアの飛空艇や戦闘用ではない帆を張った飛空艇なども見受けられる。又、翼部が可動式であるバルフレアの飛空艇や、飛空艇というよりもバイクのようなもので超小型の飛行用マシンなどもある。このようにデザイン、大きさとも様々なものが存在するようだ。
飛行バイクのような乗り物ダルマスカの飛空艇やバルフレアの飛空艇を見るように、飛空艇はイヴァリース全土に普及しており、比較的ポピュラーな乗り物であり、実際にゲーム中でもプレイヤーの交通手段としても使われる。しかし、『FF12』における飛空艇は、単なる乗り物であるものにとどまらず、現代における戦闘機や宇宙船のような「最新兵器」的な存在らしい。そのため、主人公だけの乗り物というわけではなく、様々な種類のものが存在する。アルケイディア帝国、空中都市プルヴァマ、ダルマスカ、ロザリアと各国で飛空艇の性能やその技術力には違いがあり、この中では、軍事大国アルケイディアと空中都市プルヴァマの技術力がすぐれている。アルケイディアの造船技術も驚異的なものであるため帝国の飛空艇は人気がある。従来は一般的には飛空艇は機体の安定性が優先されてきたが、アルケイディア帝国ではスピードを重視する傾向にある。
アルケイディア帝国の飛空艇ダルマスカ軍とアルケイディア軍が国境線おいてくり広げる飛空艇同士による激しい空戦シーンが、オープニングの見せ場となるようだ。また、軍と軍が激突する戦闘シーンでは、飛空艇同士が戦うドッグファイトや艦隊戦なども用意されており、豊富な飛空艇の戦闘シーンは本作の見どころのひとつとなっている。
ダルマスカ王国の飛空艇飛空艇には共通しているパーツがある。それは『青い光を放ちながら回転するリング状のパーツ』だ。この部分が飛空艇の原動力で、魔石やクリスタルによるものである。興味深いのは、飛空艇の大小にかかわりなく、リング状の物体は一定のサイズのまま使用されているということ。このためとくに小型の飛空艇では、大型の飛空艇に比べるとパーツの存在が目立っている。いずれにしても、この魔石エネルギー・クリスタルエネルギー源がストーリーの中核に関わる貴重な存在であるようだ。乗り物という使い方だけではなく場合によっては違った使い方もするかも知れない。
イヴァリースの空を飛ぶ飛空艇は数多く公開されているが、本作のリアルタイムの場面にからむ飛空艇は10種類近く。これらの飛空艇には名前がついており、FFを知っている人はニヤリとするものになっている。

シュトラール号 (The Strahl)
├ バルフレアの愛機

└ 空族御用達の飛空艇

バルフレアの飛空艇・航行時ヴァンと冒険をともにする空賊、バルフレアの愛機。CGに描かれた飛空艇は、その名をシュトラールという。ひときわ目を引く特異な形状をしている。変形機能を持つ小型の飛空艇だ。いかにもバルフレアらしい派手な色合いが特徴的。
専属の機工士として、モーグリ族のノノが整備を担当している。彼らはこの飛空艇を駆り、広大なイヴァリースを冒険することになる。
機体は剣をイメージさせる独特なフォルム。機体の中央部にある紫色の部分がコックピットとなっており、動力には、浮力や動力の源となる"魔石"を使用。
バルフレアの飛空艇・航行時後部には開閉可能な羽を装備。高速で移動するときは羽を閉じ、低速飛行や着陸時には、羽を開くようだ。また、光学迷彩機能つきで、その姿を隠すことが可能。この機能をとういった局面で使うのか、非常に気になる!? 2つのスクリーンショットを見比べれば変形してる様子がよくわかる。
武装をはじめ、具体的なスペックについては不明だが、空族として高名なバルフレアともなれば、戦闘機としてもかなりの性能を誇ると予想される。

空賊 (Sky Pirates)
└ 己の飛空艇に乗り込み、自由に空を駆ける空の海賊

バルフレアの飛空艇・ホバー時機械に精通している「機工士」のバルフレアとヴィエラ族のフラン。その生業が「空賊」である。
「空賊」とは、広義では己の飛空艇を武器に他の飛空艇を襲う空の海賊のようなものである。どこの国や組織にも縛られず、自前の飛空艇で世界中の空を自由に飛び回っている。必要があれば犯罪にも手を染めるアウトローたちだが、主に帝国の船を襲っていることもあり、帝国に反感を持つ民衆には人気がある。
又、地上からの介入ができないことをいいことに行われる違法な取引を対象に、狙い襲う空賊や、バルフレアのような筋を通す空賊達は「義賊」として英雄視されており、ヴァンも彼らにあこがれて空へ飛び出すことを夢見ている。
機工士 (Engineer/Machinist)
├ 飛空艇を整備するエンジニアたち

└ イヴァリースの機械技術を支える偉大な力
機工士とは機械を追求した学問・技術である「機工学」を修得した者。機械に精通した技術者である。モーグリ族が得意とする学問。
機工士は特殊な地位であり、中には錬金術までも極める者もおり、さらに究極の技術を身につけたエンジニアを「エトーリアEtoria」と呼び、「機工師」と敬称される。その大半はモーグリ族である。
又、機工学の最高傑作である飛空艇を最初に作ったのもモーグリ族といわれる。
彼らは多くのものは空中都市ビュエルバに集う。
しかし現在、造船技術はアルケイディア帝国の方が、高いらしく、彼らのセリフからは、アルケイディア製の飛空艇に対する賛美がしばしば聞かれる。彼らは物も販売しているらしいが、その品物は!?

戦うチョコボ (Chocobo)

イヴァリースでは、飛空艇などのハイレベルな機械兵器が戦争の主役。しかし白兵戦のときだけは、生きたチョコボが「騎馬」として利用されているのだ。兵士達は、兜をかぶったたくましいチョコボにまたがって戦う。
これまでのかわいいイメージとは少し異なり、ダルマスカ王国軍の騎兵隊が乗っている「戦場の乗り物」として姿を現したのが、『FF12』のチョコボ。例えば、夜のダルマスカ王国で展開される地上戦のムービーシーンでは、大きく口を開いたチョコボが兵士を相手に威嚇している。このように、精悍でたくましいその姿が非常に印象的だ。
ダルマスカ王国の騎士団は、チョコボに騎乗して戦っている。おなじみの黄色も、渋い色調。まさに戦いのための兵器という印象。ちなみに、主人公達がチョコボに乗って戦うということはないらしい。あくまでも地上を移動するための手段の一つとなりそうだ。
このようにチョコボも、訓練された軍事用から、一般の乗り物までいろいろな種類があるようだ。
なお、チョコボは一般的にギサールの野菜を最も好むが、シルキスの野菜、ミメットの野菜、パサーナの野菜なども良く食す。

チョコボで戦闘なしで楽々移動

クリスタル (Crystal)

シリーズでおなじみにクリスタルは本作にも登場。「魔法」と呼ばれるパワーの源がクリスタル。クリスタルはイヴァリースの魔法文化の源であり、日常生活の中で普通に流通し使用されているものである。この他にも、飛空艇を浮かべるためのものなど、さまざまな種類があり、HPなどは「ライフクリスタル」に触れることで回復することができ、セーブは「セーブクリスタル」でできる。また、魔石や破魔石はクリスタルより貴重な存在であるとのこと。

魔石・破魔石
├ イヴァリースの貴重な魔力の源

└ 世界を制する魔石の力を巡りさまざまな思惑が交差する

魔石とは、宝石のような"お宝"ではない。魔石は普遍的に存在するアイテムで、動力や浮力などを生み出すエネルギーとなる、日常生活に欠かせない“魔力の源”。その原理は詳しく分かっていないが、魔石は魔力・エネルギーを生み出す鉱石である。魔石にはいくつもの種類があり、中には希少価値があるものも。
ヴァンが王宮で発見したのは赤色の魔石。バルフレア達が狙っていたものもこの魔石である。そして魔石と密接に関係する”破魔石”の存在も浮上。アーシェの持つ剣は破魔石だという。それら魔石と破魔石の謎を追い、ラモンやヴァン、そして帝国軍が動く。
左の人物はジャッジと帝国の高官が魔石について話しているシーン。ジャッジの甲冑は一人一人結構形が違うようだ。
(この辺は
ジャッジについてを参照。ジャッジの項の右から2番目の甲冑と形状がそっくりであることがわかる。)
ジャッジ:「念のためにうかがうが、純度の高い魔石は 本国でなく──」といった会話をしていることから、魔石に純度が存在し、純度が高いほど貴重なようだ。このように帝国軍のジャッジや、ビュエルバの領主さえも話題にしている魔石。あらゆる魔力の源となる魔石を帝国軍の管理下に置こうとするのも当然だ。
純度の高い魔石が掘れるルース魔石鉱が、それだけで1つの国の財政をまかなっていることからも、その価値を窺い知ることができる。
とすれば、「より純度の高いエネルギー資源」の確保を求めて覇権を争い、戦争を起こしたのであろうか。ダルマスカ戦役は、本当に要衝の地であるから侵攻されたのか、それとも真実は魔石に端を発するのだろうか。
いずれにしても「『FFT』での聖石」と同様、この魔石・破魔石が本作品の物語に大きく関わる「争奪の対象」でありキーアイテムのようである。

魔力を吸収する破魔石 (Nethicite)
└ この時代、破魔石は伝説となるほどその存在自体を知るものは少ない

魔石の中には破魔石と呼ばれるものが存在する。「普通の魔石とは逆に魔力を吸収するんです」とラモンが説明するように、エネルギーを生み出す魔石に対し、破魔石は魔力・エネルギーを吸収するものだ。
この破魔石はヴァンが生きている時代には誰も見たものがおらず、なかば伝説、単なる言い伝えといわれているようだが、真実は明らかにされていない。
ラモンの目的は破魔石だった。
バルフレアも破魔石を知っており、「破魔石なんてカビくさい伝説」という。否定的なバルフレアの物言いだが、破魔石には何かタブーな災厄を引き起こすエネルギーがあるのだろうか。
ともかく、魔石と破魔石が『FF』シリーズの“クリスタル”に匹敵する重要な存在なのは間違いないだろう。

魔石の不思議な力

魔石にはさまざまな種類があり、なかには不思議な力が宿った特別なものもあるという。ヴァンが旧ダルマスカの王宮に侵入して入手した魔石も特別なものだったようだ。ヴァンがその魔石を手にした瞬間、そこには彼の唯一の親族でダルマスカ戦役で命を落とした兄レックスの姿があった。
魔石が見せた一瞬の幻想に、ヴァンは子供のように喜んで赤く光る魔石の発見を報告する。

浮遊石 (Floating Rocks)

飛空艇を飛ばすのために使用される魔石。
浮遊大陸プルヴァマが大陸ごと空に浮遊しているのは、大陸に浮遊石の成分が多く含まれた魔石が多いためといわれている。

その他魔石について

魔石・破魔石についての詳細はまだまだ現在不明である。他にわかっていることと言えば、
  • 魔石は破魔石の原料となりえること。
  • 魔石を原料として人工物として破魔石が作られることがあるということ。
  • 帝国はこの破魔石を欲しているということ。
  • アーシェが自分の刃もまた破魔石だと言ったこと。

『FF』関連作品と魔石
魔石は『FF6』に登場し、魔石を装備して戦闘を繰り返すことで魔法を習得できた。また、魔石を装備して幻獣を召喚するという要素もあるなど、本作の魔石もそれに近いようだ。一方、破魔石は『ベイグラント ストーリー』に登場し、ここでは攻撃力アップのアイテム程度の扱いであった。たが今作では、かなり重要な要素だと考えられる。

ミスト

ミストの謎

バルフレアやフランがよく口にする謎の言葉「ミスト」。それは形あるものではなく、空気中に分散する魔石から発せられる、わずかな魔力のこと。ゲーム中においても非常に重要なキーワードとなるようだが、詳しいことはまだ不明。システム面にも関係してくる模様。
また、ヴィエラ族は種族的に第六感にすぐれているため、ミストのような雰囲気を感じ取りやすいようだ。
『ただならぬ不穏な気配がするもの』、『主人公達にとっては危険なもの』とのこと。
物語的な関わりについては「あ〜、なるほど…」という感じとのこと。

その他

聖石

聖石と守護者
本作『FF12』では『FFT』のルカヴィや『FFTA』の神獣たちが召喚獣として登場する。
単語 英語 属性 能力 説明 星座 旧作品
炎の魔人ベリアス(ほのおのまじんべりあす) Belias(Belias) (ひ) (ぺいんふれあじごくのかえん) () 牡羊(アリエス)(おひつじ(ありえす)) 魔人ベリアス(まじんべりあす)
.(.) Duma(Duma) ()
    ()
    () 牡牛(タウロス)(おうし(たうろす)) ?のドゥマ(?のどぅま)
    .(.) Zalhera(Zalhera) ()
      ()
      () 双子(ジェミニ)(ふたご(じぇみに)) 死の天使ザルエラ(しのてんしざるえら)
      .(.) Zebyeb(Zebyeb) ()
        ()
        () 蟹(キャンサー)(かに(きゃんさー)) ?のゼビエブ(?のぜびえぶ)
        土の魔人ハシュマリム(つちのまじんはしゅまりむ) Hashmarim(Hashmarim) (つち) (ろっくゆーだいちのいかり) () 獅子(レオ)(しし(れお)) 統制者ハシュマリム(とうせいものはしゅまりむ)
        聖天使アルテマ(ひじりてんしあるてま) Ultima(Ultima) (ひじり) (かんぜんあるてま) () 乙女(ヴァルゴ)(おとめ(う゛ぁるご)) (堕)天使アルテマ((だ)てんしあるてま)
        .(.) Exodus(Exodus) ()
          ()
          () 天秤(リーブラ)(てんびん(りーぶら)) 審判の霊樹エクセデス(しんぱんのれいきえくせです)
          ??のキュクレイン(??のきゅくれいん) Cuchrain(Cuchrain) ()
            ()
            () 蠍(スコーピオ)(さそり(すこーぴお)) 不浄王キュクレイン(ふじょうおうきゅくれいん)
            .(.) Rophochehe(Rophochehe) ()
              ()
              () 射手(サジタリウス)(いて(さじたりうす)) ?のロフォケー(?のろふぉけー)
              ??のアドラメレク(??のあどらめれく) Adramelech(Adramelech) ()
                ()
                () 山羊(カプリコーン)(やぎ(かぷりこーん)) 憤怒の霊帝アドラメレク(ふんどのれいみかどあどらめれく)
                .(.) Famfrit(Famfrit) ()
                  ()
                  () 水瓶(アクエリアス)(みずがめ(あくえりあす)) 暗闇の雲ファムフリート(くらやみのくもふぁむふりーと)
                  背徳の皇帝マティウス(はいとくのこうていまてぃうす) Mateus(Mateus) (れい) (とうてんげき) () 魚(パイシーズ)(さかな(ぱいしーず)) 背徳の皇帝マティウス(はいとくのこうていまてぃうす)
                  .(.) () ()
                    ()
                    () 蛇遣(サーペンタリウス)(へびけん(さーぺんたりうす)) (?)
                    聖石とゾディアックブレイブ
                    イヴァリースが現在のように統一される遥か昔この地は7つの小国に分かれており、それぞれ自国の版図を広げようといつ終わるともしれない争いを続けていた…。
                    数百年続いた争いの中、ミュロンドに一人の野心溢れる若き王が誕生した。若き王はイヴァリース全土を手中に収めるべく大軍を率いて戦ったが勝利への道は険しく厳しかった。そこで、王は古文書より解読した秘法を用いて魔界より魔神を召喚し、その力を利用しようとした。しかし、地上に降臨した魔神は王を殺すと世界を滅ぼそうとした…。
                    次々と悪魔を召喚する魔神に対抗すべく集められた十二人の勇者たちはまたたくまに悪魔たちを倒すとついに魔神を魔界へ戻すことに成功した。
                    このとき、彼らは黄道十二宮の紋章を刻まれたクリスタルを身につけていたことから、人々は黄道十二宮の勇者、“ゾディアックブレイブ”と呼ぶようになった…。
                    聖石とゾディアックストーン
                    神話の時代に創られたといわれるクリスタル。その表面に黄道十二宮の紋章が刻まれていたことから、“ゾディアックストーン(黄道十二宮の聖石)”と呼ばれている。聖なる力が封印されているとされ、この石を用いた伝説の勇者たち(ゾディアックブレイブ)は数々の奇跡を行ったといわれる。最後に歴史に登場したのが聖アジョラの時代で、それ以後、聖石を見た者はいない…。
                    聖石と機工エネルギー
                    『FFT』のイベントに次のようなくだりがある。
                    〜 機工都市ゴーグにて 〜
                    機工士ムスタディオ:
                    「ホントにその聖石で動くのかな〜?

                    機工師ベスロディオ:
                    「おまえだって見ただろ? きっと動くさ。
                     
                    ラムザ:
                    聖石(アクエリアス)を鉄球にはめ込む

                    鉄球:
                    反応する  

                    機工士ムスタディオ:
                    「あっ、ホントだ!
                    反応したぞ!

                    鉄球:
                    鉄巨人(労働八号)に変形するが、そのまま動かない

                    機工士ムスタディオ:
                    「…やっぱりダメなのか?




                    鉄巨人:
                    「システムセットアップ カンリョウ!カクブ イジョウナシ!
                     ・
                    〜 『FFT』のシナリオ:鉄巨人始動より 〜

                    このように、『FFT』においては、聖石は強い魔力をおびたクリスタルの一種であり、クリスタルが機工物を動作させるためのエネルギー源ともなりえることが示唆されていた。
                    そして、『FFT』より前の時代である『FF12』の世界では飛空艇エネルギーの源としてのクリスタルがポピュラーに普及している。

                    デザインに関して開発者より

                    建築物のデザイン
                    『FFX』はアジアをイメージしたものだったが、『FF12』は「中世の建築様式を用いた高層ビルを作ったらどうなるか?」ということをイメージしながら、地中海(特にトルコ周辺)をモチーフにしたものが多い。公開している画像の多くは『FFX』のイメージに近いものを選択している。
                    現実にありえないような場面もプレイヤーには現実に受け取ってもらえるような説得力をもたせる構成にしている。現実的な世界を意識して描いている。建物一つとっても実際建っていても大丈夫な構造的にリアルな設定のものを追求した。
                    飛空艇のデザイン
                    初期段階から飛空艇をビジュアルのキーワードにすることが決まっており、何か変えなければということになった。デザインは皆葉氏や他スタッフ。
                    皆葉英夫アートディレクター:『男の子の心をくすぐるデザインを、ということで考えました。戦艦ヤマトを彷彿とさせるような、このビジュアルにあるものよりもさらに巨大なものも登場する予定です』
                    イラスト的なデザイン
                    本作では、筋肉や肌の質感の表現にテクスチャー(モデルの上に貼り付ける面の絵柄)についても長い時間かけて制作されている。特にリアルタイムなイベント画面などはかなりタッチを残したイラストライクな描き方をしている。ゲームの画面を見て大きく変わった印象は受けないと思うかもしれないが、トータルでかなり変わったデザインとなっている。
                    登場人物達のデザイン
                    うす着のキャラクターが多く目にとまることにお気づきだろうか。 これは、物語の舞台であるダルマスカ王国の気候が原因。砂漠やジャングルのようなフィールドも登場し、かなり暑い国と予想される。ちょうど地中海近辺の国の機構を創造すればいいだろう。一般人の服装もかなり涼しげなので、とくに主人公やアーシェ達だけが露出度が高いわけではないのだ。
                    例えば、『ダルマスカという国が温暖なので、肌の露出は多めにしている。主人公二人は上半身をシンプルに、下半身、特にヒザにボリュームを持たせるようにした』というのが開発者の見解だ。
                    しかし、さらに突っ込んだ開発者インタビューを見ると、実際の事情はいささか違うようである。それは次のようなインタビューだ。
                    『FF10と同じポリゴン数で作っていたが、今回の戦闘システムだとメモリがきついので、キャラクタはFF10の半分ぐらいのポリゴン数で作られている。そのためスカートがだんだん短くなっていった。ひらひらと揺れたりするのはポリゴン数を多く必要とするので裾が短めになっている。』
                    というのが実際の事情のようである。
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